お知らせ
地方ニュース
滋賀産業新聞
2024/08/26
【滋賀】県東近江土木 日野川の広域河川改修事業
県東近江土木事務所は、今年3月に河川整備計画が変更された日野川広域河川改修事業の、善光寺川合流点から佐久良川合流点までの区間、延長約8・4㎞を対象に、既往の「河道概略設計業務」等の成果を踏まえ、水理モデル（河道＋遊水地）を構築し、気候変動に伴う流量増分に対応する新たなメニュー「遊水地」の基本諸元の検討と既存の河道計画の見直しを行なう。去る8月1日に開札した一般競争入札で落札した建設技術研究所（本社／東京都中央区）が担当。期間は来年6月17日まで。
日野川広域河川改修事業は、当面の目標であった下流4・5㎞区間が2012年（平成24年度）に概ね完了。2013年度（平成25年度）から第2工区の整備に着手し、現在、桐原橋下流までの段階整備（20年確率）が完了、仁保橋下流での50年確率の整備、ＪＲ橋対策工事（施工委託）などが進められている。
今年3月に変更された河川整備計画は、竜王町弓削地先までの延長7・5㎞区間が整備実施区間に位置づけられるとともに、同地から佐久良川合流点までの延長6・2㎞区間が整備時期検討区間に追加された。
今回の業務の内容は、これまでに実施された「河道概略設計業務」「河道計画検討業務」「気候変動を踏まえた治水計画検討業務」等、既往成果の収集・整理と、新たなメニューである河道の法線是正により生み出される湾曲部の旧河道敷を活用した「遊水地」（想定5ヵ所）の基本諸元の検討として、遊水地建設の制約条件の整理、水理モデルの構築、計画降雨に対して最適な洪水調整効果を得るための遊水地の必要容量や越流堰高さなどの検討を行なう。
提供：滋賀産業新聞
日野川広域河川改修事業は、当面の目標であった下流4・5㎞区間が2012年（平成24年度）に概ね完了。2013年度（平成25年度）から第2工区の整備に着手し、現在、桐原橋下流までの段階整備（20年確率）が完了、仁保橋下流での50年確率の整備、ＪＲ橋対策工事（施工委託）などが進められている。
今年3月に変更された河川整備計画は、竜王町弓削地先までの延長7・5㎞区間が整備実施区間に位置づけられるとともに、同地から佐久良川合流点までの延長6・2㎞区間が整備時期検討区間に追加された。
今回の業務の内容は、これまでに実施された「河道概略設計業務」「河道計画検討業務」「気候変動を踏まえた治水計画検討業務」等、既往成果の収集・整理と、新たなメニューである河道の法線是正により生み出される湾曲部の旧河道敷を活用した「遊水地」（想定5ヵ所）の基本諸元の検討として、遊水地建設の制約条件の整理、水理モデルの構築、計画降雨に対して最適な洪水調整効果を得るための遊水地の必要容量や越流堰高さなどの検討を行なう。
提供：滋賀産業新聞
