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　グローバル電子（東京）の松田樹一代表取締役会長は２１日、金沢市役所に村山卓市長を表敬訪問し、子会社のグローバルマイクロニクス（千葉）が金沢テクノパーク内に構える金沢工場の増設計画を正式表明した。
　計画によると、金沢工場（北陽台３−３）を増築し、スマート農業用ＩｏＴ機器を製造。生産能力の拡大により、３年後には国内や、アメリカ、インド等の市場で１０億円程度の販売を目指す。
　第２工場の規模はＳ造２階建て延べ１３４２平方メートル。年明け以降に着工し、２０２５年１１月の竣工を予定。総投資額（建設費）は約５億円。設計は山岸建築設計事務所、施工は真柄建設が担当。
　松田会長は金沢工場増設のほか、新たに農業法人グローバルファームズを設立し、かほく市高松の農地で２５年から高級ブドウやスイカ等の生産を始めることも明かした。
　懇談後、記念撮影が行われた。