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　山形市まちづくり政策部は、西部工業団地公園整備事業の一環となるスポーツ施設整備工事を21日に開札し、１落の16億９５００万円で渋谷建設（山形市）・小笠原建設（同）・市村工務店（同）ＪＶの落札を決めた。予定価格は17億４７９２万円。最低制限価格は16億０６８６万６０００円。
　入札参加者は、落札者と小松建設・石川建設産業・宮部組ＪＶ、山形建設・三和・志田建設ＪＶの３ＪＶ。泰昌建設・山形組・伊豆田建設ＪＶは辞退した。
　同市鋳物町、富神台ほか地内の西部工業団地内には、たかき公園ととがみ西公園の２つの公園を配置している。施設全体の老朽化が著しいほか、工業団地内の鋳物町運動広場および鋳物町庭球場は、老朽化に加えて駐車場がないため、利用者が不便を来している状況にある。
　市は、２つの公園と運動場の機能を統合する形で新たな公園の設置を進めている。事業予定地は、東北カートンと東栄コンクリート工業の間に位置する柏倉ほか地内の敷地約４万９０００平方�b。
　ソフトボール場や多目的な運動で活用できるスポーツ施設、各種遊具や緑地、トイレ、駐車場などを配置する計画だ。
　今回の工事は、広さ２万４０２８平方�bのソフトボール場および多目的広場を整備する。人工芝舗装工２万０５４９平方�bをはじめ、付帯設備となるナイター照明設備18本、防球ネット工８５５�b、更衣室など建屋５棟の建築工事を実施する。
　工期は２０２７年６月30日まで。設計は金沢総合コンサルタンツが作成した。公園内の路床工事は渋谷建設が担当する。

　提供：建設新聞社