千葉県土地開発公社は、佐倉第三工業団地神門地区の造成を計画している。計画地は、佐倉市大作1―298―1ほかの6万4444u。昭和による基本設計の完了後、実施設計を指名競争入札で委託し、2025年度に取りまとめる予定。26年度に一般競争入札で工事発注し、27年度に完成させた後、製造業の工場または自然科学研究所の立地を条件として進出企業の公募を行う想定だ。
現地は日本梱包運輸倉庫佐倉営業所第二倉庫の北側・西側・南側隣接地で、起伏があり、竹木や雑草が生い茂っている。
昭和40〜50年代に取得した土地で、一部が国道51号バイパスの予定地となっていたが、国による整備事業の進捗が見込めないことを踏まえ、造成に着手することとした。
造成においては、北側で佐倉市道4―596号線と接する面積1万5152uの「区画4」のほか、東側から面積1万1689uの「区画1」、面積1万7331uの「区画2」、面積1万6809uの「区画3」を整備。
区画1〜3に接して1万1308uを緑化する。低木3万7692本を植える予定。
土地利用計画は、宅地6万1063u、道路1703u、道路付帯地43u、排水施設用地874u、道路拡幅用地761u。