建築主体は宮下組が1億1891万で落札
機械と電気は不落、近く再公告か
上田市は、8月9日に一般競争入札した「(仮称)市民ICT支援センター整備事業東庁舎改修建築主体工事」「同機械設備工事」「同電気設備工事」の入札結果を8月20日に明らかにした。建築主体工事は2者が応札し、宮下組(上田市)が1億1891.8万円(予定価格1億1960万、落札率99.42%)で落札を決めた。
機械設備と電気設備は、応札があったものの、予定価格を超過したため不落となった。市では、近く再公告をするとみられる。
事業は、マルチメディア情報センター(下之郷)の廃止に伴い、市役所東庁舎を改修し、施設1・2階部分をICT支援センターとして利用するもの。3階部分は、庁舎施設として引き続き使用する。
【案件概要】
工事箇所=上田市大手二丁目
工事概要=建築:RC造3階建て、延べ676.61uの内部改修工事(内装・建具改修)、省エネ改修(樹脂製内窓、外壁断熱)、エレベーター改修、外構、解体、機械:同施設の空調設備改修(高効率空調設備ほか)、換気設備改修(全熱交換機ほか)、給排水衛生設備改修、電気:電灯設備改修(LED照明ほか)、動力設備改修、受変電設備改修―以上工事一式
工期=2025年6月25日
設計担当=久高設計(上田市)
週休2日工事=対象(発注者指定方式)
提供:新建新聞社