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　かほく市は２０日までに、能登半島地震により市内各地区で発生した液状化被害を受け、復旧へ向けた対策検討業務をパシフィックコンサルタンツに委託した。１３０８万円で随意契約した。
　対象となるのは大崎を除く内日角、七窪、上山田、宇野気、横山、内高松の６地区。地盤調査を実施し、対策工法を検討する。り災証明書を提出した大崎を含む全地区の約１１００世帯への意向調査も２回行い、今後の復旧に反映させる。１回目の調査は９月上旬ごろを予定している。履行期間は来年３月２８日まで。
　液状化の被害が大きかった大崎地区では地盤が横方向に大きくずれ動く「側方流動」が起きた。国が中心となって対策の検討が進められている。