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県太田土木事務所は、太田市大原町地内で進める主要地方道桐生伊勢崎線阿左美大原工区の拡幅事業で、中央分離帯および舗装工事を４００ｍ〜４９０ｍずつの延長で３件に分割し、近く工事発注を予定している。発注方式はそれぞれ超簡易型の総合評価落札方式条件付き一般競争入札で公告する方針を固めている。同路線は２０２４年度末の完成を目指して工事を進めていく。
阿左美大原工区は、東端となる東武鉄道阿左美駅付近から大間々世良田線バイパスとの大原上西交差点までの区画が対象。西端から約１４００ｍが太田土木管内、残る約１８００ｍが桐生土木の担当となる。
太田土木管内の全幅は22・75ｍ（車道幅員３・25ｍ×４、歩道幅員３・５ｍ×２）の４車線道路となっており、現道を両側へ拡幅する。両側に歩道が確保されることで通学路の安全を確保する。このほか、これまで道路幅が狭く渋滞が発生していたために、両側４車線となることで円滑な通行空間が整備されることとなる。
24年度の工事延長については分割１号が約４９５ｍ、分割２号を約４８０ｍ、分割３号は約４００ｍを予定している。
分割１号の工事内容は、排水性舗装５４０１・６�u、トップコート２５２７・２�u、中央分離帯４６３ｍなど。分割２号は排水性舗装６８４３・３�u、中央分離帯９５０ｍなどを内容とし、３号の工事内容は排水性舗装６３３６・６�u、トップコート１８１７・２�u、中央分離帯６５３ｍなどとなる。設計業務は都市開発設計（前橋市）が担当した。
なお、道路照明工事や道路標識工事は、それぞれ指名競争入札で28日の開札を予定している。
また、道路改良について５分割で工事が進んでおり◇分割１号＝守屋建設（太田市）◇分割２号＝協和建設（太田市）◇分割３号＝工藤建設工業（太田市）◇分割４号＝利根建設（太田市）◇分割５号＝関東建設工業（太田市）−をそれぞれ手掛けている。