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　国土交通省渡川ダム統合管理事務所、高知県、宿毛市、三原村などで構成するダム利活用調整協議会（会長＝立田雅弘宿毛商工会議所会頭）は、親水護岸整備、アクセス路整備などを盛り込んだ「中筋川流域かわまちづくり」の最終案をまとめた。国と自治体が役割を分担し、横瀬川ダムと中筋川ダムでハード整備を行う。
　渡川ダム統合管理事務所は、中筋川ダム周辺と蛍湖ゴルフパークで親水護岸・サイン整備、三原村の梅ノ木公園・村民憩いの森周辺で階段工を行う。
　併せて横瀬川ダム周辺では階段と桟橋を設ける他、アクセス路・親水護岸工、旧デッキを整備する。
　また、宿毛市と三原村が両ダム周辺でサイクルスタンドや更衣室などを設ける。
　スケジュールでは、中筋川ダム周辺・蛍湖ゴルフパークの親水護岸工や横瀬川ダム周辺の階段工・桟橋工が２０２５年度、アクセス路・親水護岸工は26〜28年度、梅ノ木公園周辺や村民憩いの森周辺の階段工は29年度に行う。自治体によるハード整備は25年度から着手する。

提供：建通新聞社