郡山市は10月から行う2025・26年度入札参加資格審査の定期受付で、登録区分に新しく、建築物維持管理業務や行政計画策定などの「業務委託」を設ける。9月上旬に詳細を公表する。
現行の登録区分は「建設工事」29業種、測量等または製造・販売で「測量等」8業種と「製造・販売」7業種、物品調達で「製造業」6種目、「販売業」20種目、「その他」1種目のほか「建築物等維持管理業務委託」を36業種受け付けている。変更では物品調達で事務用機器やソフトウェア、自動車等を対象とした「リース・レンタル業」10種目23品目を追加する。
新設する「業務委託」は34業種が対象。「建築物等維持管理業務」は25業種に再編・見直しするとともに、新たに「電算関係」「貨物運送」「旅客運送」「企画制作等」「給食調理配送」「行政計画等」「各種調査」「計量証明関係」「その他」の9業種を追加する。
入札参加資格審査は、市と市上下水道局への申請を兼ねて、10月上旬から11月下旬まで受付を行う。前回の23・24年度申請から、申請者の利便性向上とペーパーレス化を目的に原則オンラインによる電子申請を導入している。電子入札に対応できるよう、登録認定後ICカードを取得していない事業者に対し取得を呼び掛けている。
(提供:福島建設工業新聞社)