射水市中太閤山地内にある太閤山ショッピングセンター「パスコ」の解体工事は、山本の施工で着工した。同店は現在地での建て替えに向け、7月末をもって営業が終了。これに伴い、運営主体の協同組合太閤山ショッピングセンターも解散しており、今後はアルビスの主導で、計画の具体化や施工者選定作業などが進められる見通し。
解体工事完了後、来春に建物本体工事に着手する見込みで、オープンは2025年10月を目指している。設計は新建築設計事務所が担当。
パスコは1977年11月に開業。これまでにリニューアルが2回行われたが、築後47年が経過し、老朽化が顕著なことから、敷地内で建て替える。既存の売り場面積は約8000平方メートル。新店舗の規模は明らかでないが、2階建てとし、売り場面積は現行よりも縮小する方向。建物はアルビス棟とテナント棟の2棟構成が想定され、渡り廊下で接続する予定。
現行建物、リニューアル工事ともに、設計は新建築設計事務所、施工は協同組合の組合員である塩谷建設が担当。なお、敷地内では仮設店舗で数店が営業中。