愛媛県八幡浜市は、八幡浜米穀(八幡浜市昭和通1460ノ88)が所有する八幡浜市昭和通〜新川の倉庫用地などにホテルを誘致するため、7月下旬に事業参加説明会を行った。説明会には複数社が参加しており、市は8月末までに参加表明を受け付ける。
市は、四国電力八幡浜営業所跡地の開発プロジェクトの一環として、跡地に隣接する八幡浜米穀の了承を得て5月にホテルの誘致を決定している。10月にも市が同プロジェクトの趣旨に合ったホテル事業者を選定する。
建設地となる倉庫用地の面積は1729平方b。市は、ビジネス客だけでなく観光客も視野に入れた広めの客室を備えたホテルを見込む。またホテル駐車場についてはこの倉庫用地の他、同社事務所用地の一部532平方bを充てる計画。
これらは民有地であるため、選定後は八幡浜米穀とホテル事業者との間で土地の売買交渉を進め、年内には契約を締結する見通し。
提供:建通新聞社