高知県教育委員会は、城山高校北校舎の長寿命化改修に向けた実施設計に着手した。建築主体設計を細木建築研究所(高知市)、設備設計を友結建築事務所(高知市)がそれぞれ担当している。履行期間はいずれも2025年3月中旬まで。25年度の改修工事を予定している。
業務内容は、城山高校北校舎の長寿命化改修に伴う建築主体、設備設計の実施設計業務。建築工事では、躯体の劣化部補修、外壁仕上げ塗り替えや屋上防水、内装仕上げ、造作家具などの改修の他、断熱材の施工など省エネ化、バリアフリー改修、各階トイレの乾式化など内部改修、エレベーター棟の増設などを想定している。電気設備では電源系統の更新や照明器具のLED化、自動火災報知機の更新、機械設備では、給水管、排水管、ガス管、消火管の更新などを想定し、設計の中で改修内容を検討する。
北校舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2109平方b。
所在地は香南市赤岡町1612。
提供:建通新聞社