大阪府の2023年度の測量・建設コンサルタント等業務の入札における平均落札率が、本紙の調査で分かった。全体の落札率は80・3%で前年度と比べ0・1ポイント増加した。件数は1125件と前年度から31件増えた。
主要6部局(※)のうち、落札率が最も高かったのは、前年度から1項目として取り上げられた大阪港湾局の83・6%。前年度に比べ3・7ポイント増加しており、主要6部局のうち最もポイントが増加している。この他、都市整備部住宅建築局が前年度比0・1ポイント増の79・6%、府警本部が同1・5ポイント増の81・1%となった。
一方、環境農林水産部が同1・5ポイント減の81・2%、都市整備部(住宅建築局除く)が同0・1%減の80・3%、教育庁が同0・4ポイント減の78・7%となった。都市整備部住宅建築局と教育庁は3年連続で80%を下回る結果となった。
建築設計・監理、建設コンサルタントの各業務別に見ると、建築設計・監理の落札率は79・5%で前年度と比べ0・2%増加。建設コンサルタントでは81・3%で0・3ポイント減少した。件数では、建築設計・監理が218件で前年度比18件の増加、建設コンサルタントが464件で前年度比14件の増加となった。
※主要6部局―環境農林水産部、都市整備部(住宅建築局除く)、大阪港湾局、都市整備部住宅建築局、教育庁、府警本部
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