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西日本建設新聞社
2024/08/14

【熊本】大成JVと契約 熊本防衛支局の健軍施設最適化技術協力業務

 健軍施設最適化事業の総合設計に係る技術協力業務の公募型プロポーザルを実施していた熊本防衛支局は、大成建設・三津野建設・吉永産業・新規建設・秀拓・前田産業JVと2727万円(税抜)で契約した。履行期間は2029年3月15日まで。
 計画では、健軍駐屯地の施設を対象に建て替え(42棟)と改修(59棟)を行う。建て替えは1000平方b以上の施設が隊舎や整備工場など7棟(約3万9000平方b)、1000平方b未満の施設が35棟(約3200平方b)。改修は1000平方b以上の施設が15棟(約4万9500平方b)、1000平方b未満の施設が44棟(約6300平方b)としている。工事規模は300億円以上500億円未満。
 整備にあたっては、ECI方式を適用。協力業務では総合設計者に対し、施工者の観点から技術提案を行う。総合設計は大有設計・松田平田設計・西日本技術開発・東条設計・マック・プランディー・復建エンジニヤリング・西部技術コンサルタントJVが担当する。
 技術協力のプロポには、大成JVのほか、大林組・岩永組・建吉組・和久田建設・増永組・竹内工務店・豊工務店JVが参加していた。
 最適化事業は、全国283地区の基地・駐屯地を対象に、老朽施設の更新・再編や機能強化を一体的に進めるもの。熊本防衛支局管内では、健軍のほかに鹿屋航空基地(事業規模500億円〜700億円)と新田原基地(300億円以内)を計画する。技術力業務は、鹿屋がフジタ・植村・豊明・山佐JVと4628万400円(税抜)、新田原が前田建設工業・坂下組・志多組・増田工務店JVと3600万円(同)で契約した。

提供:西日本建設新聞社
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