建設新聞社
2024/08/09
【東北・山形】清水建設グループに決定/モンテディオの新スタジアム建設
プロサッカークラブのモンテディオ山形の新スタジアムの建設と運営を手掛けるモンテディオフットボールパーク(山形市本町1の5の19やまがたクリエイティブセンターQ1 相田健太郎代表取締役社長)は、設計・施工一体型による新スタジアムの建設事業者を清水建設グループ(清水建設、市村工務店、ほか)に決定した。
今後、2025年秋ごろまでに基本設計および実施設計を作成し着工。28年春ごろの竣工、夏ごろの開業を目指す。
同チームは、新スタジアム整備基本計画に基づき、山形県天童市山王地内にあるNDソフトスタジアム山形の老朽化解消と屋根のカバー率などJリーグ基準の充足を図るため新スタジアムの建設を計画している。
新スタジアムのコンセプトは「山形を繋ぐ 〜Rediscovery YAMAGATA〜」で、スタジアム周辺には、ホテルや商業施設なども併設してエリア一帯の活性化も図っていく。
スタジアムの建設地予定地は、天童市山王地内の現スタジアムの南側に位置する県総合運動公園の特設駐車場。スタジアムの規模は、S造およびRC造3階建て、延べ約2万5000平方bで、Jリーグスタジアム基準要件を満たす球技専用スタジアムとする。収容人数は1万5000人で、観客席に雪や雨風から防ぐ屋根を設置する予定だ。
スタジアム周辺外構部および場内設備・機器などを含む建設費は約158億円を試算している。
提供:建設新聞社