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北陸工業新聞社
2024/08/08

【新潟】残32億7000万、橋脚工に着手/国道113号胎内大橋架替え/県新発田振興

 新潟県新発田地域振興局は、一般国道113号胎内大橋架替えについて、2024年度以降に残事業費32億7000万円(23年度末時点)を投じ、24年度は橋脚工事(P2)に着手する予定だ。
 胎内大橋は1978年に架設。海岸にほど近く、塩害被害やひび割れが多数確認されるなど断面修復、鉄筋防錆塗装塗布を行ってきた。また、緊急輸送道路および通学路に指定されているほか、救急や消防活動などに影響があるなど道路ネットワークの必要性から整備が指摘。
 計画では橋長204・0メートル(3径間)、支間長55・5メートル+90・0メートル+55・5メートル。幅員は車道が8・5メートル、歩道が2・5メートル。2022年度は市道付替工事のほか、左岸と道路改良を推進し、23年度から橋台(A1、2)を施工している。場所は胎内市笹口浜、荒井浜地内。29年度の完成を予定し、全体事業費は39億5000万円(23年度末時点)。詳細設計および旧橋撤去設計は、開発技建(新潟市中央区紫竹山7丁目)が担当。
 道路課では「現場の状況や経済的な面を考え、非出水期の10月からP2工事に取り掛かり、来年6月までを予定している」とし、25年度の非出水期からP1に着手する見通し。24年度予算には債務負担行為の限度額2億7500万円を設定した。期間は25年度。

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