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建設新聞社
2024/08/08

【東北・秋田】二ツ井今泉道路今泉〜蟹沢の2橋梁設計を委託

 東北地方整備局能代河川国道事務所は、秋田県の国道7号「二ツ井今泉道路」今泉IC〜蟹沢IC間に架設する跨線橋の詳細設計と河川橋の予備設計を7月26日に開札し、跨線橋は3723万円で復建技術コンサルタント、河川橋は3177万円で中央コンサルタンツに決めた。
 跨線橋の評価値は64・9925(技術点53・2075点+価格点11・785点)で、落札者のほかにセントラルコンサルタント、大日本ダイヤコンサルタント、長大が応札。予定価格は4633万円。
 河川橋の評価値は62・5762(技術点50・7735点+価格点11・8027点)。落札者のほか入札者はドーコン、復建技術コンサルタント、パシフィックコンサルタンツ、エイト日本技術開発、大日本ダイヤコンサルタント、長大、日本工営、セントラルコンサルタント、オリエンタルコンサルタンツ、綜合技術コンサルタント。予定価格は3955万円だった。
 同道路は、能代市二ツ井町小繋地内の小繋ICから北秋田市今泉地内の県道大館能代空港西線(通称・空港アクセス道路)交点付近の今泉ICに至る延長約4・5`bの自動車専用道路として整備を進めており、今泉ICと既設の蟹沢IC間も国が整備する方針に改め、事業延長を約5・9`bに延伸している。
 延伸した今泉IC〜蟹沢IC間は国道7号、JR線、米代川と交差する。昨年度は、跨線橋の予備設計を復建技術コンサルタントでまとめた。今回委託した「今泉地区跨線橋詳細設計業務」では、橋梁、仮設構造物、補強土壁の各詳細設計一式をまとめる。延長は約72b、上部工形式は鋼単純鋼床版箱桁橋を想定。
 一方の「米代川橋橋梁予備設計業務」では、橋梁予備設計一式を行う。現在のところ想定延長は580b程度としている。
 なお、今泉IC〜蟹沢IC間の道路詳細設計は7月に開札し、セントラルコンサルタントに委託している。

 提供:建設新聞社