建設新聞社
2024/08/08
【東北・福島】38.5億で西松JVに決定/WTO双葉町特定帰還居住区域の解体・除染
環境省福島地方環境事務所は、WTO対象の「令和6年度双葉町特定帰還居住区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事その2」を38億5000万円で西松建設・五洋建設・戸田建設JVに決定した。
この工事は、総合評価落札方式(施工体制確認型・技術提案評価型S型)を適用し今月1日に開札。同JVを含め5者が参加した。
双葉町の特定帰還居住区域復興再生計画は、2023年9月に国認定を受けて以降、今年4月23日の改定で新たに鴻草、渋川など7行政区が認定されている。
今回の工事は、これらの区域で建物など120件を解体し廃棄物を仮置場に運搬するとともに、住宅地、学校、大型施設、道路、農地、森林など約35fを除染し、除去土壌の運搬・保管も行う。
工期は25年3月31日まで。
提供:建設新聞社