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北陸工業新聞社
2024/08/07

【新潟】公民連携へ市場調査実施/西堀ローサ整備利活用で/新潟市

 新潟市は、西堀ローサにおける今後の施設活用可能性について、民間事業者を対象としたサウンディング型市場調査を実施する。
 運営事業者としての参入意欲、施設出店等の部分的な参入、市との公民連携事業など多様な事業主体を想定し、12月27日まで事前申込制により対話を実施する。電子申請またはエントリーシートに必要事項を記入して経済部商業振興課にメール(shogyo@city.niigata.lg.jp)で申し込む。
 中央区古町地区の地下商店街「西堀ローサ」を運営する市の第三セクター「新潟地下開発」が臨時株主総会で2025年10月までに解散する方針を確認した。25年度以降に市が西堀ローサの取得を予定しているが、取得前の段階から事業者等の幅広い意見や提案を聞き、今後の効果的な活用方法や事業化検討につなげる。公民連携による施設整備の可能性調査を行い、現時点での民間企業の参入意欲や参入する場合の条件の意向を把握。調査結果を踏まえ、今後の利活用方針を検討する。
 市が想定している公民連携のイメージをみると、サウンディング型市場調査を経て基本計画策定を策定し、運営事業者を公募。26年度以降の内装設計・施工および運営開始を目指す。
 西堀地下施設は地下1階に1976年10月開業の西堀ローサ(全長約330メートル)と地下2階の西堀地下駐車場(112台)で構成される。
 なお、新潟市と新潟地下開発で構成する新潟市地下街防災推進協議会が設計・施工一括発注(デザインビルド)方式で実施した「西堀地下施設耐震改修事業」は第一建設工業が担当した。

hokuriku