24年度は設計進め、25年度に着工
須坂市は、市役所庁舎内の給水・排水管の更新と東庁舎のバリアフリー化を計画。2024年度は設計を進め、25年度の工事着手を目指している。
同工事は、18年度の「市庁舎改修優先度調査」と、23年度の「市役所バリアフリー化優先度調査」に基づき行うもの。
給排水管の更新は、これまで部分的に修繕を行っていたが、修繕できていない箇所があることや、配管の老朽化が著しいことを理由に行う。対象となるのは本庁舎と東庁舎で、本管を主に更新する予定。設計を進める中で、具体的な実施延長を算出する。
バリアフリー化では、東庁舎の2・3階の小階段の段差解消を図る。
2024〜26年度の3カ年実施計画では、「市庁舎給排水設備改修工事」に25年度4810万円を試算している。
改修工事に向け、先行して設計事業者を選定。7月25日に入札を執行し、中野設計事務所(須坂市)が399万8000円で落札決定している。
施設規模は、本庁舎が4階建て、延べ床面積3986u。東庁舎が4階建て、延べ床面積2791u。
提供:新建新聞社