全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　県土整備部は、24年度優良建設工事の選定作業に入った。土木系工事の基準成績点数は過去最高の89点（前年度88点）。基準点に満たない現場でも各県土が追加推薦し、表彰件数40件を確保する。また、建築と設備の営繕系工事の基準点は84点（前年度85点）とした。
　各発注機関が推薦調書を作成しており、９日まで同部県土総務課が受け付ける。
　優良工事の表彰件数は、昨年度から土木系40件、営繕系10件の計50件以上を確保することが決まっている。
　土木系は、まず基準点89点以上の現場24件がほぼ確定。これに各県土が基準点を満たさない現場から16件（鳥取４件、八頭３件、中部３件、米子３件、日野３件）を追加推薦し、計40件に絞り込む。最高点は91点で２現場あった。
　一方、営繕系は基準点84点以上が６現場で、残り４件を追加推薦して計10件を確保する。最高点は84点。
　県土総務課によると、今後推薦調書を取りまとめ、９月下旬までに最終決定すると説明している。
　今年度の選考対象は、23年度内に完成検査した土木系工事５３１件、営繕系工事１８４件。平均点は土木系が82・86点と過去最高。営繕系は79・16点だった。

日刊建設工業新聞