県が整備を進めていた県道久喜騎西線バイパスの一部区間が8月28日午後3時に開通を迎える。対象区間は加須市の水深地内から下高柳地内に至る「下高柳工区(延長約1・9q)」。本区間が開通することで、加須市内において東西方向の交通網が強化。近隣にある医療機関や商業施設へのアクセス向上、狭あい道路の混雑緩和などの事業効果が期待される。
県道久喜騎西線バイパスは、加須市の水深地内から馬内地内へ至る総延長約5・2q(幅員15m〜18m)の道路として計画。今回の下高柳工区が開通することで、これまでに開通した区間と合わせて約3・9qのバイパスが供用される形だ。
下高柳工区は1994年に事業着手した。2005年の用地買収着手を経て、09年度から工事を進めていた。
提供:埼玉建設新聞