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　上越魚沼地域振興快速道路建設促進期成同盟会（会長・中川幹太上越市長）はこのほど、早期全線整備に関する要望会を上越市の春日謙信交流館で開いた。
　会では中川会長が高鳥修一、打越さく良両衆議院議員、安達志郎高田河川国道事務所長らに要望書を手渡した。
　要望書では、同道路が激甚化・頻発化する自然災害発生時の避難路としてだけでなく、上越地方と魚沼地方の連携・交流の強化や物流の効率化による産業振興、広域的な観光圏の形成や日常生活の利便性向上、救命救急医療サービス向上に極めて重要な役割を果たすものだと強調。その上で、▽整備区間の整備推進を図ること▽未着工区間の調査推進および早期着工を図ること▽高規格道路を始めとする道路網の整備推進のため、防災・減災、国土強靱化のための５か年加速化対策の最終年度となる２０２５年度も必要な予算・財源を別枠で確保すること▽平常時・災害時を問わず安定的かつ安全・円滑に利用可能な道路ネットワークの確保に向けた重要物流道路の重点整備を図ること−を求めている。
　なお、要望会に先立って行われた定期総会では、２３年度事業報告や収支決算、２４年度の運動目標案、収支予算案などを審議。いずれも原案通り承認した。