全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　令和６年全国知事会議ｉｎ福井の２日目が福井市田原１丁目のフェニックス・プラザで開催され、国土強靱化の推進などを議題に、活発に意見を交わした。
　地元福井県からは、杉本達治知事が国土強靭化へ、国家プロジェクトの北陸新幹線の早期全線開業を強く求めた。小浜−京都ルートの具体化を、知事会メンバー全員で取り組むよう呼びかけた。
　呼応し、他県知事から賛同の意見が相次いだ。和歌山県は、能登半島地震を受け「半島防災」という新しいコンセプトの設定を要望。香川県は、新幹線や高規格道路の建設でネットワークを広げ「稼げる国土」を求めた。
　徳島県は、防衛力とともに国による「防災力」という考え方の確立を要望。大分県は、九州と四国を高規格道路などで結ぶ重要性を指摘。その上で、北陸新幹線が、大阪まで繋がる大変重要な意味と役割を強調した。