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みどり市が進める（仮称）西鹿田グリーンパーク整備事業について、建設予定地における県の盛土工事の進捗に合わせるため左右される可能性もあるが、９月末までには発注したい考えを示した。工事発注方式は一括での一般競争入札を見込むが、現在、最終調整中となっている。当初予算で18億５１７０万円の継続費を設定し、内訳は２０２４、25年度ともに９億２５８５万円としている。
西鹿田グリーンパークは、西鹿田運動場（笠懸町西鹿田１３７８−１）の北東側に計画。市民ニーズの高い、幅広い年齢層が楽しめる公園などを整備方針に掲げている。工期は18カ月を見込んでいる。建設技術研究所（東京都中央区）が設計業務を手掛けた。
事業区域は既存の運動場（約３・３ha）および新設区域を加え６・４haとなり、約９・７haが全体区域となる。
スポーツ・健康増進ゾーンとにぎわいゾーンに大きく分け、それぞれのゾーンで構想を作成している。
スポーツ・健康増進ゾーンでは、サッカーグラウンド観客スペースが主となり、管理棟やトイレ、ロッカールーム、シャワールームなども整備する。サッカー場の北と南に位置するのはイベント広場クラブハウス、ウォーミングアップ広場などとなる。
にぎわいゾーンはイベント広場クラブハウス、にぎわい広場などを整備する。
このほか、グリーンパーク建築物設計業務委託としてプロポーザル方式で実施設計業務を公告中。サッカーなどの利用者以外の公園利用者の使用できる公園のにぎわい拠点としての施設を目指す。工事は来年度行う。予定工期については25年７月から26年３月ごろを見込む。整備予定内容は２００�uのパークステーション、公園管理室、救護室、多目的ルーム、器具庫、トイレ（男、女、多目的）、屋根付きスタンドベンチなど。工事費用は約４億円を想定している。
なお、グリーンパーク予定地では、23年度から盛土工事を県と連携しながら実施している。現在、市道の取り付け道路の接続工事などを進めている。