赤磐市は、赤坂地域にある石相(町苅田64)と軽部(今井100)と笹岡(惣分7)の3小学校を再編する計画について、再編先の校舎として活用する石相小の現教室の内装改修工事を2025年度に発注する予定。25年度当初予算案に工事費を計上する見通し。
赤坂地域にある同3校区では子どもの数が減少しており、23年度から再編の計画を進めてきた。生徒数約120人となる新たな小学校をつくる計画で、学校運営部会・教育課程部会・地域連携部会の3部会で学校づくりについての協議を進めている。開校は26年4月を予定している。
第5回小学校統合準備委員会では、新しい小学校名や教室の整備・有効活用などについての協議が行われた。再編後の校舎として活用する石相小学校について、大規模な改修工事などは行わず、ほとんどをそのまま使用する見通し。今工事では、現コンピュータースペースとなっている1つの教室を2教室に分けて特別支援教室に改修する予定。
校名について、1回目のアンケートを実施して赤坂地域の住民から候補を募った結果、105件の応募があった。アンケート結果から「赤坂小学校」「あかさか小学校」「赤坂さつき小学校」「赤坂南小学校」の4案を学校運営部会が選定した。現在2回目のアンケートを配布中で、この4案から校名を最終決定していく。
次回の準備委員会は8月28日に開催する予定。校名の最終協議や校章・制服などの他、導入予定のスクールバスのルートなどについて協議していく。
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提供:建通新聞社」