鳥取市の旧本庁舎跡地活用事業で市建築住宅課は、緑地広場やイベント広場に整備するトイレ・東屋の建築工事を建築A級向けで総合評価型一般競争入札の特別簡易型U型として早ければ8月上旬に公告する。概算工事費8000万円。入札は10月中旬ごろとなりそう。
工事内容は、防災倉庫と一体型のトイレが鉄筋コンクリート造平屋建て延べ約75平方b(うち倉庫部分25平方b)。トイレは男性用が小便器3基、大便器2基。女性用が3基。多目的トイレにはオストメイトを設置する。東屋は鉄骨造で日除け棚とセットが2カ所、東屋のみが1カ所。また、日除け棚を1カ所に設置する。
電気や機械の設備工事は分割し、追って指名発注する。いずれも概算工事費は1000万円から1500万円未満で、それぞれのB級向け。
建築や電気、機械の工期は1年程度を見込んでいる。
旧本庁舎跡地活用では緑地広場やイベント広場、駐車場を整備。東屋やトイレ、倉庫などのほか、震災時の避難地、復旧活動の拠点として応急給水栓やマンホールトイレ、ソーラー照明灯、かまどベンチを設置する。
日刊建設工業新聞