お知らせ
地方ニュース
建設経済新聞社
2024/07/31
【京都】園部の南丹警察署現地建替え 基本・実施設計業務でプロポ 延４１３０㎡規模で計画
京都府警察本部は30日、現地で建て替える南丹警察署の新庁舎について、新築工事基本・実施設計業務に係る公募型プロポーザルを公告した。
現庁舎を運用しながら、同一敷地に新庁舎を建設する。そのため、現庁舎の運用に必要となる動線の確保及び施設の移築等を先行して行う。整備の概略工程は、霊安室・危険物倉庫移築→車庫等解体→新庁舎建設→現庁舎解体→外構・付属棟建設。
敷地は南丹市園部町上本町南２－５（面積約３３００㎡／第二種住居地域（指定建ぺい率60％、指定容積率２００％））。
新庁舎の延床面積の上限は４１３０㎡とする。主要な施設の内訳は、▽署長室55㎡（広聴相談室と隣接）▽公かい（地域・警務）１４０㎡（低層階・窓口あり）▽広聴相談室20㎡（署長室と隣接）▽会計課35㎡（低層階・窓口あり）▽留置施設・留置事務室４９０㎡（留置事務室は留置施設と隣接）▽地域課75㎡（低層階・公かい内に配置）▽刑事課１４５㎡（低層階・窓口あり）▽交通課１１０㎡（低層階・窓口あり）▽生活安全課50㎡（低層階・窓口有り）▽警備課30㎡▽コミュニティールーム50㎡（低層階）▽特捜班拠点１２０㎡（３室程度）▽会議室45㎡（１室程度）▽被害者対応室・相談室40㎡（４室程度）▽保護室20㎡（１室程度）▽補導室20㎡（生活安全課に隣接）▽取調室１１５㎡（14室程度（８室程度は留置施設と動線確保））▽霊安室40㎡（低層階・車両動線確保）▽講堂１４０㎡（上層階）▽道場２７０㎡（上層階）▽食堂40㎡▽用務員室10㎡▽新聞記者室10㎡（低層階）▽男子更衣室・当直室・浴室１２５㎡（更衣室・当直室・浴室一体型が理想）▽女子更衣室・当直室・浴室75㎡（更衣室・当直室・浴室一体型が理想）▽倉庫１７０㎡（遺失物倉庫・証拠品倉庫・装備品倉庫・消耗品倉庫）▽災害対策備品庫１２０㎡（災害用食料備蓄・災害対策資機材保管庫）▽トイレ・湯沸かし・洗濯室・印刷室１５０㎡（バランスよく配置）▽授乳室５㎡（低層階に配置）▽機械室・通路部分等９２０㎡（機械室・通路部分面積を縮小する配置）▽署長公舎80㎡▽車庫（バイク置場・バス等含む・仮面積）４１５㎡（バス１台分、護送用車両１台分、公用車44台分）。
中村設計（京都市下京区）でまとめた基本計画では、４階建（塔屋）、延４４９９・００㎡を想定。建物構造については規模及び工事制約等を踏まえ、比較検討を行い決定する。
プロポの業務概要は、▽京都府南丹警察署庁舎新築工事に係る基本・実施設計業務▽庁舎整備に付随する外構整備、インフラ整備、仮設計画等及び建築基準法、バリアフリー法等の関係法令に係る協議や手続き、建設予定地の地質調査等を含む。新庁舎は原則「ＺＥＢ Ｒｅａｄｙ」以上を目指しており、基本設計の段階において、ＺＥＢ化の比較検討を行い、方針を確認の上、実施設計を行う。
契約期間は令和８年３月13日まで（基本設計図書の提出期限は令和７年３月14日まで）。
委託上限額は２億１９５７万９８００円（税込）。
プロポの主な参加資格は、▽建築士法第23条の規定による一級建築士事務所の登録▽今回の業務の公告時点において、直接的かつ恒常的な雇用関係にある一級建築士が５人以上所属▽国、地方公共団体、特殊法人、認可法人、独立行政法人、国立大学法人、地方公社、地方独立行政法人、公立大学法人又は公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第２条第１項に規定する法人が発注する委託で、平成21年度以降に完工した、延床面積が２０００㎡以上の建築物の新築又は増築部分の床面積が２０００㎡以上の建築物の増築に係る基本又は実施設計業務の元請としての実績を有する者であること（ＪＶの場合は出資比率が１を出資者数で除した割合の60％以上の者に限る）等を満たす単体企業又は２者の設計共同企業体（設計ＪＶ）。
参加表明書の提出は８月21日正午まで、技術提案書の提出は９月20日正午まで。
担当部署及び問合せ先は京都府警察本部総務部会計課（℡０７５－４５１－９１１１）。
府警は、令和６年度当初予算に南丹警察整備費７０９２万円を確保するとともに、債務負担行為として令和６年度南丹警察署整備費に限度額１億５３００万円を設定した（期間は令和６年度～７年度）。
◇
昭和36年３月築の南丹警察署は、府内警察署で最も古い警察署。本館がＲＣ造３階建、延約１２００㎡（昭和36年３月築）、別館が軽量Ｓ造２階建、延約１４０㎡（平成18年10月築）。
今後は令和６～７年度に新庁舎の基本・実施設計等を行い、８年度の地歴調査、表層調査を経て、９～12年度に新庁舎建設工事、現庁舎解体工事などを行う予定。
なお府警は、南丹警察署敷地境界確定業務を５月22日に公益社団法人京都公共嘱託登記土地家屋調査士協会（京都市中京区）と随意契約した。
現庁舎を運用しながら、同一敷地に新庁舎を建設する。そのため、現庁舎の運用に必要となる動線の確保及び施設の移築等を先行して行う。整備の概略工程は、霊安室・危険物倉庫移築→車庫等解体→新庁舎建設→現庁舎解体→外構・付属棟建設。
敷地は南丹市園部町上本町南２－５（面積約３３００㎡／第二種住居地域（指定建ぺい率60％、指定容積率２００％））。
新庁舎の延床面積の上限は４１３０㎡とする。主要な施設の内訳は、▽署長室55㎡（広聴相談室と隣接）▽公かい（地域・警務）１４０㎡（低層階・窓口あり）▽広聴相談室20㎡（署長室と隣接）▽会計課35㎡（低層階・窓口あり）▽留置施設・留置事務室４９０㎡（留置事務室は留置施設と隣接）▽地域課75㎡（低層階・公かい内に配置）▽刑事課１４５㎡（低層階・窓口あり）▽交通課１１０㎡（低層階・窓口あり）▽生活安全課50㎡（低層階・窓口有り）▽警備課30㎡▽コミュニティールーム50㎡（低層階）▽特捜班拠点１２０㎡（３室程度）▽会議室45㎡（１室程度）▽被害者対応室・相談室40㎡（４室程度）▽保護室20㎡（１室程度）▽補導室20㎡（生活安全課に隣接）▽取調室１１５㎡（14室程度（８室程度は留置施設と動線確保））▽霊安室40㎡（低層階・車両動線確保）▽講堂１４０㎡（上層階）▽道場２７０㎡（上層階）▽食堂40㎡▽用務員室10㎡▽新聞記者室10㎡（低層階）▽男子更衣室・当直室・浴室１２５㎡（更衣室・当直室・浴室一体型が理想）▽女子更衣室・当直室・浴室75㎡（更衣室・当直室・浴室一体型が理想）▽倉庫１７０㎡（遺失物倉庫・証拠品倉庫・装備品倉庫・消耗品倉庫）▽災害対策備品庫１２０㎡（災害用食料備蓄・災害対策資機材保管庫）▽トイレ・湯沸かし・洗濯室・印刷室１５０㎡（バランスよく配置）▽授乳室５㎡（低層階に配置）▽機械室・通路部分等９２０㎡（機械室・通路部分面積を縮小する配置）▽署長公舎80㎡▽車庫（バイク置場・バス等含む・仮面積）４１５㎡（バス１台分、護送用車両１台分、公用車44台分）。
中村設計（京都市下京区）でまとめた基本計画では、４階建（塔屋）、延４４９９・００㎡を想定。建物構造については規模及び工事制約等を踏まえ、比較検討を行い決定する。
プロポの業務概要は、▽京都府南丹警察署庁舎新築工事に係る基本・実施設計業務▽庁舎整備に付随する外構整備、インフラ整備、仮設計画等及び建築基準法、バリアフリー法等の関係法令に係る協議や手続き、建設予定地の地質調査等を含む。新庁舎は原則「ＺＥＢ Ｒｅａｄｙ」以上を目指しており、基本設計の段階において、ＺＥＢ化の比較検討を行い、方針を確認の上、実施設計を行う。
契約期間は令和８年３月13日まで（基本設計図書の提出期限は令和７年３月14日まで）。
委託上限額は２億１９５７万９８００円（税込）。
プロポの主な参加資格は、▽建築士法第23条の規定による一級建築士事務所の登録▽今回の業務の公告時点において、直接的かつ恒常的な雇用関係にある一級建築士が５人以上所属▽国、地方公共団体、特殊法人、認可法人、独立行政法人、国立大学法人、地方公社、地方独立行政法人、公立大学法人又は公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律第２条第１項に規定する法人が発注する委託で、平成21年度以降に完工した、延床面積が２０００㎡以上の建築物の新築又は増築部分の床面積が２０００㎡以上の建築物の増築に係る基本又は実施設計業務の元請としての実績を有する者であること（ＪＶの場合は出資比率が１を出資者数で除した割合の60％以上の者に限る）等を満たす単体企業又は２者の設計共同企業体（設計ＪＶ）。
参加表明書の提出は８月21日正午まで、技術提案書の提出は９月20日正午まで。
担当部署及び問合せ先は京都府警察本部総務部会計課（℡０７５－４５１－９１１１）。
府警は、令和６年度当初予算に南丹警察整備費７０９２万円を確保するとともに、債務負担行為として令和６年度南丹警察署整備費に限度額１億５３００万円を設定した（期間は令和６年度～７年度）。
◇
昭和36年３月築の南丹警察署は、府内警察署で最も古い警察署。本館がＲＣ造３階建、延約１２００㎡（昭和36年３月築）、別館が軽量Ｓ造２階建、延約１４０㎡（平成18年10月築）。
今後は令和６～７年度に新庁舎の基本・実施設計等を行い、８年度の地歴調査、表層調査を経て、９～12年度に新庁舎建設工事、現庁舎解体工事などを行う予定。
なお府警は、南丹警察署敷地境界確定業務を５月22日に公益社団法人京都公共嘱託登記土地家屋調査士協会（京都市中京区）と随意契約した。
 |
