埼玉県ダンプカー協会(松永純一会長)は16日、東京都内の復興庁大臣室へ、本県選出の土屋品子復興大臣を表敬訪問した。当日は松永会長をはじめ7人の理事らが大臣室を訪れ、協会が今年50周年を迎えたことや引き続き協会の責務を果たす決意を報告した。
同協会は、土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法第12条に規定する団体として、1974年に設立され、今年で設立50周年を迎えた。 ダンプカー協会は当初、全国規模で設立された団体だったが、現在は本県のほかは長野県、千葉県の2県のみ。松永会長は「インフラを整備する建設業や災害復旧・復興事業にとってダンプカーは必要不可欠。国民の命を守るという趣旨から貴重な団体であると認識している。会員と一致協力して、ダンプカー事業の健全な発展に向けて努力しいく」と新たな決意を報告した。
これに対して土屋復興大臣は「ダンプカーの必要性については、私どもも十分に認識している。東日本大震災の復興においても、ダンプカーは重要な役割を果たした」と述べた。 また、「現在の東北は粘り強い復興努力により復興とともに賑わいが戻り、震災の記憶と教訓を体感できる場所となっている。ぜひ皆さまにも足を運んでいただきたい」と促した。
提供:埼玉建設新聞