神奈川県県土整備局は、2023年度に完成した150万円以上の工事系委託業務の成績評定結果をまとめた。最高点は建設技術研究所横浜事務所(横浜市中区)が担当した「令和4年度河川修繕工事県単(その10)帷子川水系整備効果検討業務委託」の92点。全体の件数は838件で、22年度と比較して102件増加。最低点は61点。平均点は76・2点で、前年度比0・4ポイント上昇した。
委託業務の全体のうち、80点以上を獲得したのは174件(20・8%)、79〜70点は622件(74・2%)。70点以上を獲得した案件が全体の9割以上を占める。69〜60点は42件(5%)。59点以下はなかった。22年度と比べて総数が増加しているものの、全体に占める80点以上の割合、79〜70点の割合などに大きな変化はなかった。
2000万円以上の委託業務は112件あり、最高点は92点。最低点は68点で、平均点は78・4点。80点以上を獲得したのは49件(43・8%)、79〜70点は62件(55・4%)で、1件を除いた全ての委託で70点以上を獲得した。69〜60点は1件で、59点以下はなかった。
150万円以上2000万円未満の委託業務は726件あり、最高点はセンチュリーコンサルタント(厚木市)が担当した「令和4年度道路改良工事県単(その3)・令和5年度道路改良工事県単(その2)合併測量業務委託」の89点。最低点は61点で、平均点は75・8点。80点以上を獲得したのは125件(17・2%)、79〜70点は560件(77・1%)で、70点以上が9割を超える。69〜60点は41件(5・6%)で、59点以下はなかった。
提供:建通新聞社