駐車場や公園、防災学習施設の新設など
辰野町は、荒神山スポーツ公園内にある「旧ウォーターパーク跡地」について、同跡地等検討委員会で整備計画(案)をこのほど示した。8月からサウンディング型市場調査を行い、とりまとめた計画案は武居保男町長に提出する。
整備計画案によると、25mプールがある場所に約100台収容可能な駐車場を新設するほか、アラパ北側に防災時にも使用できる公園や防災学習施設の新設、屋外屋根付き展示スペースの新設―などを計画する。
駐車場の拡張は、荒神山スポーツ公園内の町民体育館や荒神山陸上競技場での大会開催時に、駐車スペースが不足するため実施するもの。整備にあたっては、緑化ブロックによる整備を望む意見が同検討委で出されたため、採用については今後検討していく。
今後のスケジュールは、8月から11月末にかけ、サウンディング型市場調査を実施。2025年1月にパブリックコメントを行い、同年2月に整備計画案の決定、3月に武居町長に提出し、整備計画の策定となる。
町24年度当初予算には、跡地等利用方針計画業務に300万円を計上。同業務は、技建開発(飯田市)が担当している。
提供:新建新聞社