土佐清水市は、中央町火災跡地利用計画作成支援業務の事業者を公募型プロポーザルで募集した結果、モデルビレッジ(高知市)を選定し契約した。履行期間は2025年2月28日まで。
業務では、これまでの検討結果を踏まえ、火災跡地と周辺状況の現状分析し、跡地再生開発の方向性を整理、コンセプトや事業概要などの基本計画の作成などを行う。
対象区域は、19年1月に発生した火災により焼失した市街地中心部にある商店街の一部約1400平方b(中央町)。火災跡地の大半は私有地。地域住民や地域経済にとって重要な場所となっている。市は、市民アンケートの他、関係団体で組織する「中央町火災跡地再生開発検討会」を設置し、跡地の再整備について検討を重ねた結果、「住民の憩いの場としての機能を備え、必要に応じてマルシェ、イベントなどを実施する多目的広場」としての再生を探る。
火災跡地の再生や公衆トイレの建築費などの予定事業費は税込みで7000万円(土地購入の経費を除く)。
提供:建通新聞社