建設新聞社
2024/07/29
【東北・青森】熊沢建築設計に決定/弘前警察署庁舎改築の設計
青森県財産管理課は、WTO対象の「営委中南6第2201号弘前警察署庁舎改築設計業務委託」の委託先選定へ入札した結果、1落の2億1180万6096円で熊沢建築設計事務所に決定した。評価値は38・532(価格以外の評価点24・474点+採用価格評価点14・058点)。予定価格は2億7661万8000円。履行期限は2026年2月27日まで。
入札者は、熊沢建築設計事務所、八洲建築設計事務所、アール・エー・ビー開発、石川設計。
弘前警察署は、青森県弘前市八幡町3の3の2地内にある既設の警察署庁舎(RC造4階建て、延べ3480平方b)が1981年建設で、築後40年以上が経過し老朽化が著しいほか、電子機器や装備資機材の増加、板柳警察署との統合などで施設の狭あい化が深刻化している。敷地も狭く災害活動拠点としての活動スペースや、来庁者用駐車スペースが不足するなどの課題を抱えていることから移転新築を立案した。
計画によると、現庁舎西側にある八幡町東公園の一部を取得し新庁舎を建設するとし、施設規模はRC造4階建てで、延べ5600平方b程度を見込み、今回の業務では、改築設計一式を行う。
今後、設計等の完了を待ち、施工者選定に着手し着工、早期の完成を目指す。なお、基本計画は八洲建築設計事務所が担当、設計対象工事費として48億円(税込み)を試算している。
提供:建設新聞社