三菱地所ら5社は7月24日、栄角地で進めている「錦三丁目25番街区計画」について、開発中の建物の名称を「ザ・ランドマーク名古屋栄」に決定したと発表した。2026年3月に完成し、同年夏の開業を目指す。
同ビルは三菱地所の他、J・フロント都市開発と日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社が共同で開発。規模は鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階地上41階建て延べ約10万9700平方b。高さは約211bで、栄エリアでは最も高い施設となる。
ビル内には名古屋初の「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」、栄エリア初の「TOHOシネマズ」が入り、地下2階から地上4階にはJ・フロントによる商業施設を整備する。また、国際MICEに対応したボールルームや、スパ・プールとジムなどを設置。これらの機能を求める愛知県と名古屋市が、高級ホテル立地促進補助事業に認定していた。
場所は旧SMBCパーク栄跡地の、中区栄3ノ2501ノ1他。設計は三菱地所設計と竹中工務店、施工は竹中工務店が担当している。
提供:建通新聞社