福井市は24日、豊岡2丁目「東安居団地1号館解体工事」について、1億5882万円で、道端組・吉勝重建特定建設工事共同企業体に落札決定した。
総合評価方式(特別簡易型)適用の条件付き一般競争入札で6月19日に開札したものの、調査基準価格を下回る応札があり、低入札価格調査を実施していた。なお、設計額は1億9180万円だった。
概要はRC造5階建て延べ3939平方メートルの解体工事。工期は2025年10月3日まで。
解体実施設計はアーサ(福井市)が担当。
この事業では安全で安心な住環境を提供するため、耐震性が低い東安居団地の建て替えを行っており、これまでにA、B、C、D、E、F各棟が完成済み。
今回の1号館は住宅基本計画で用途廃止に位置づけており、今年度から2カ年で解体することになった。