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　木更津市は25日、（仮称）木更津市民交流プラザ整備事業の公募型プロポーザルを公告した。市民交流プラザは、木更津駅周辺に立地する市民活動支援センター「きさらづみらいラボ」と中央公民館自習ワークスペースを複合化し、木更津駅前新庁舎２階部分約１４００�u（トイレ、エレベーター、階段の共用部を含む）に整備するもの。委託料の参考価格は１２００万円。委託期間は、契約締結日から２０２５年12月26日まで。
　事業では、市民交流プラザの施設機能の配置計画（ゾーニング、動線）、施設規模、内装（壁紙、床面、天井などの色味・材質）、家具・什器・備品等の選定など基本要件について取りまとめるとともに、市および駅前新庁舎設計業務受託者に対して意見・提案を行うことで、設計業務の支援などを行う。
　さらに、開館後のビジョンや運営ノウハウを設計に反映させ、開館準備業務および管理運営業務を見据えた空間デザインを提案する。
　プロポーザルの参加資格は、過去に類似施設の維持管理業務・運営業務と設計業務または設計業務への提案の実績を有し、市の入札参加資格者名簿に登録されているか、同等の要件を有していると認められることなど。共同事業体を構成して参加することも可能。
　今後は、８月１日まで質問を受け付け、７日に回答。13日に参加意向申出書の提出を締め切り、26日まで提案書類の提出を求める。10月９日の選定委員会を経て、10日に審査結果を通知する。
　受託候補者との協議が調わない場合などは、次点者と業務の詳細などを協議の上、契約を結ぶ。
　市民交流プラザの施設内容は、市民活動支援カウンター、キッズスペース、情報発信コーナー、閲覧図書コーナー、多目的室兼会議室、コワーキングスペース、スタディ＆ワークスペース、カフェ。
　開館時間は原則、午前９時〜午後９時。休館日は原則、毎週月曜日、１月１〜３日および12月29〜31日。
　市民交流プラザに関する工事は、駅前新庁舎建設工事の受注者が一括して行い、28年４月１日の開館を目指す。
　市民交流プラザの指定管理者の指定に向けては、26年11月頃に公募を行う。指定期間は、27年８月１日から32年３月31日までの４年８か月間を予定。指定管理者は、管理運営業務、開館準備業務、カフェ事業（付帯事業業務）を行う。
　カフェ事業については、駅前新庁舎の完了検査終了日以降、指定管理者に対して行政財産の使用許可または貸し付けを行う方針。事業の実施に当たっては、外部事業者への委託も認める。
　
26年４月入札公告／駅前新庁舎建設工
　
　駅前新庁舎は、木更津駅西口駐車場跡地などに建設する。25年12月に詳細設計を完了し、26年４月に工事入札を公告、５月に入札を執行する。７月から27年12月までの約18か月間で工事を進め、28年１月の完了検査を経て、４月に開庁する。