トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

秋田建設工業新聞社
2024/07/25

【秋田】Orbray工場建設地の2期造成を前倒し/湯沢市7月臨時補正に2カ年継続費

 湯沢市商工課は、Orbray新工場建設の前倒しに合わせ、成沢工業団地の造成(2期造成)を前倒しする。7月臨時補正予算案に造成費の2カ年継続費1億3,724万7,000円(年割額:6年度9,607万3,000円、7年度4,117万4,000円)を提案。30日に開会予定の臨時議会で予算化されれば、8月をめどに公告する。また、延長約180mの上水道配水管布設費や約210mの下水道管渠敷設費も計上。造成と同時期の着工を目指す。

 事業は、Orbrayの新本社・新工場建設計画に伴い、成沢工業団地の全5区画中4区画(2〜5区画:約33,155u)と、同団地東側隣接の旧湯沢商工高等学校跡地を造成し、同社に売却するもの。高校跡地を造成する1期造成と成沢工業団地を造成する2期造成に分け、1期を高嶋組の施工で進めている。

 Orbrayは当初、成沢工業団地に新本社・新工場を建設し、近隣の既存工場(湯沢、湯沢第二、横手)を集約する計画で、新本社は7年8月、新工場は8年後半に着工する予定としていた。今年7月に計画の見直しを発表し、湯沢第二工場と横手工場を集約せず存続させるとしたほか、新工場の着工時期を7年10月に前倒しするスケジュールも示している。

 これを受け、市は7年度に着工予定だった成沢工業団地造成(2期造成)を今年9月中旬の着工、7年7月の完了予定に変更。臨時補正予算案に造成費や管渠工事費(上水道配水管布設費1,714万9,000円、下水道管渠敷設費2,495万9,000円)を計上した。

提供/秋田建設工業新聞