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北陸工業新聞社
2024/07/25

【福井】新設と維持管理双方とも大切/福井県道路協会が総会開く/第74回/来年の全国会議へ準備

 福井県道路協会(会長・杉本博文池田町長)の第74回通常総会は23日開かれ、2024年度も引き続き道路整備の促進と質的改善にむけ積極的に取り組む事業計画案などを審議了承した。
 会場は福井市宝永3丁目の県国際交流会館で。
 杉本会長が冒頭挨拶。「大きな道路が大切な一方、アスファルトの経年劣化など小さな維持管理の充実もまた大切。県予算の拡充を求めたい。運送業者には、カーブが見えずらい、渋滞に巻き込まれる等々、ストレスがたまり、事故の原因にもつながる」と指摘し、道路整備の必要性を強調した。来賓祝辞は、杉本達治知事代理の鷲頭美央副知事が代読=写真。
 議事では、23年度の事業報告・決算、および24年度の事業計画・予算案を慎重審議し、原案通り了承。25年10月中旬に福井県で開催する第75全国道路利用者会議に向け、県道路建設課内に事務局を置くこととした。
 議事後、県の田中克直土木部長らが国、県の道路行政の動きを紹介。24年度に実施中の一般県道トリムパークかなづ線や、国道416号白方〜布施田バイパスなどをパンフレット等で分かりやすく説明した。

【決議文】
■中部縦貫自動車道大野油坂道路について、令和8年春の九頭竜〜油坂間の一日も早い開通を実現すること
■激甚化・頻発化する災害に備えるとともに、人流・物流の円滑化を確保する舞鶴若狭自動車道の四車線化について、料金徴収期間の延長による財源を活用し、舞鶴東〜小浜間の早期工事着手、未事業化区間の早期事業化を着実に進めること
■平常時・災害時を問わず、安全かつ円滑な輸送を確保するため、重要物流道路に指定された福井外環状道路の計画の具体化、国道8号、国道27号などの幹線道路の整備を推進すること
■持続可能な維持管理を実現する予防保全による道路メンテナンスに早期に移行するため、橋梁、トンネル、細腕などの老朽化対策を推進すること
■次世代を担う子どもたちの通学路などの交通安全対策を強化・推進し、災害時の啓開ルートや緊急輸送道路などの安全性の確保などを図る無電柱化を推進すること
■福井らしい歴史的なまちなみや豊かな自然環境と調和を図り、居心地の良い道路空間を創出するとともに、道守活動やほこみちを通じ、県民が愛着の持てる道づくりを推進すること
■「防災・減災、国土強靱化5か年加速化対策」に必要な予算・財源を確保するとともに、令和6年能登半島地震などを踏まえ、国土強靱化実施中期計画の策定に早期に着手し、令和6年度内に完了させ、必要な予算・財源を別枠で確保すること
■大規模自然災害の脅威・危機に即応するための地方整備局等の体制の充実・強化や、災害対応に必要となる資機材のさらなる確保に取り組むこと
これらの項目を踏まえ、資材価格の高騰や、賃金水準の上昇に対応する中でも必要な道路整備・管理が長期安定的に進められるよう、新たな財源を創設するとともに、国・地方を合わせた令和7年度道路関係予算の総額の満額確保を図ること

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