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　いわき市は22日、2025年度から導入する公共施設包括施設管理業務の事業者選定に向けた公募型プロポーザルを公告した。参加申込受付期間8月1〜7日。企画提案書受付期間は同8〜27日。9月上旬に選定結果を公表する。
　これまで市が施設所管部署ごとに発注していた維持管理業務を一括して行うことで、管理水準の統一化、事務作業の効率化などを図る。
　対象施設は庁舎、小中学校、保育所、幼稚園、公民館、消防庁舎など計230施設。履行期間25年4月1日〜28年3月31日の3年間。見積限度額は3年間で40億5649万2000円（消費税込）。年間内訳は保守点検等8億7868万6000円、修繕2億7536万8000円、マネジメント業務1億9811万円の計13億5216万4000円。
　参加資格は単体か共同企業体で、いずれも市内に本店を置く市入札参加有資格者名簿登録者。5年以上のビルメンテナンス（建物保全）業務実務経験者を総括責任者として専任配置できること。業務を再委託する際は、市内本店の登録事業者を積極的に活用するよう求めている。
　28年度以降の包括管理の実施については、今回の結果を踏まえて検討する。
（提供：福島建設工業新聞社）