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日刊建設タイムズ社
2024/07/22

【千葉】民活視野に再整備へ/構想策定基礎調査プロポ/長柄町 都市農村交流センター

 長柄町は19日、「都市農村交流センター再整備全体構想策定に係る基礎調査業務」の公募型プロポーザルを公告した。提案限度額は580万円。委託期間は、契約締結日から2025年2月28日まで。年度内に基礎調査を行い、25年度当初予算に再整備全体構想策定業務委託料を計上、同年度の策定を目指す。全体構想の策定に際しては、都市農村総合交流ターミナル施設など主要施設のコンセプト、ターゲット設定、利活用イメージなどを整理し、民間活力の導入が可能な施設を検討する。
 業務内容は、上位計画・類似事例の整理、現状の把握と課題の抽出、都市住民を対象としたアンケートの実施、コンセプト・イメージ等の検討、民間事業者への簡易ヒアリングなど。
 プロポーザルの参加資格は、国や地方公共団体などが発注した、本事業と同等規模以上の業務の契約の履行実績を有することなど。
 今後は、29日に現地見学会の参加申込書の提出を締め切り、31日に見学会を開催。8月2日まで実施要領などに関する質問書の提出を受け付け、5日に回答。9日まで参加申込書および一次審査書類などの提出を求め、16日に一次審査結果を通知。23日まで企画提案書などの提出を受け付け、9月3日の二次審査(プレゼンテーション審査)を経て、同月上旬に審査結果を通知し、同月中旬の契約締結を目指す。
 都市農村交流センターは、長柄ダム周辺に施設が点在している。
 施設は▽交流センター管理事務所本館(山之郷70―15)=RC造2階建て、建築面積453・34u、延べ床面積780・64u、1976年度建築▽交流センター管理事務所新館(山之郷70―15)=S造2階建て、建築面積149・9u、延べ床面積242・32u、81年度建築▽都市農村総合交流ターミナル施設(山之郷337―11)=木造平屋建て、建築面積371・28u、床面積345・37u、2001年3月建築▽農林産物加工施設(山之郷337―11)=木造平屋建て、建築面積712・75u、床面積686・49u、00年3月建築▽ログハウス10棟(山之郷70―15)=木造平屋建て、建築面積265u、床面積364・4u、1987年度建築▽テニスコート(山之郷70―15)=ハードコート4面、85年度整備▽野球場(皿木126―3)=敷地面積3万7949u、85年整備▽流水プール・幼児プール(山之郷70―15)=敷地面積4406u、86年整備▽プール管理棟(山之郷70―15)=建築面積147・75u、86年整備▽バーベキュー場(山之郷70―15)=木造平屋建て、床面積119u、93年度建築▽昆虫ドーム(山之郷337―11)=面積1116u、2014年度建築▽体験農園(山之郷337―11)=面積929u▽体験炭窯3基(山之郷80―2)=面積99・37u、1998年度建築▽森の子ランド杉の子ステーション(長柄ダム周遊道沿い)=面積2948u▽同竹の子ステーション(同)=面積958u▽同どんぐり子ステーション(同)=面積568u――など。
 2025年度までを期間とする第5次総合計画前期基本計画では、観光・余暇産業の振興における取り組み方針として、老朽化した都市農村交流センターの再整備を推進するとした。k_times_comをフォローしましょう
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