岩美町は、老朽化が進む本庄スポーツ施設(旧本庄小学校体育館)=写真=を解体する。町では解体・撤去に向けた実施設計を8月にも制限付き一般競争入札で発注。設計完了後、今秋には工事に着手する方針だ。
解体の実施設計は、アスベスト事前調査などを含む。また、解体工事は体育館(鉄骨造床面積680平方b)や造作材の撤去のほか、アスベスト調査で危険カ所が判明した場合に試料採取・分析調査を進める。事業費は6月町議会で委託438万円、工事費2915万円を予算措置した。
設計は8月に公告後、業務期間3カ月を見込んでおり、その後4カ月程度かけて解体する。
同施設は旧本庄小学校の体育館として1980年度に建設。建設から40年以上が経過し、老朽化が進んでいるなか、地元からコミュニティ機能を持つ複合施設建設の要望があがっていることなどから、同施設を解体撤去し、跡地に複合施設を建設する。
日刊建設工業新聞