全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　中日本興業（名古屋市中村区名駅４ノ５ノ28）は７月16日、複数のテナントが入る医療施設の開発計画「（仮称）覚王山医療モール（第二計画）」を発表した。着工は２０２５年５月を予定。施工者は未定としている。
　開発の規模は、鉄骨造４階建て延べ約９８９・４平方�bを想定。１階全面を駐車場とし、２〜４階には１フロアに１テナントずつ、クリニックが入居する見通しだ。完成は26年３月、オープンは同年初夏を予定している。
　建設予定地は名古屋市千種区観月町１ノ82他の約４２６・44平方�b。市営地下鉄東山線・覚王山駅から南へ約２２０�bに位置しており、現在は駐車場として利用されている。用途地域は第２種中高層住居専用地域。建ぺい率は60％、容積率は２００％、20�b高度地区となっている。
　同地の約１００�b北側では、中日本興業が「覚王山医療モール（仮称）」の開発を進めている。設計はＣ＆Ｃ設計（名古屋市中区）、施工は名工建設名古屋支店（清須市）が担当。今回の第二計画は、25年春に予定している、この医療モールの開業に合わせ、賃借者から土地を中日本興業へ返還して開発に着手する見通しだ。
　一連の開発が完了すれば、覚王山駅の南側に医療系の複合施設が２棟建つこととなる。同社はこれらの開発を通じ、「総合的医療」を提供していくとした。


提供：建通新聞社