北陸地方整備局は18日、同局で2023年度完成優良工事等営繕部長表彰式を執り行った。
式では、桜田由香里部長が優良工事として「関東信越国税局管内施設(22)増築工事」を施工した加賀田組新潟支店、優良建設技術者として「大潟除雪基地車庫棟(22)新築工事」を施工した廣瀬の吉田秀章氏(監理技術者)に表彰状を授与し功績をたたえた。
受賞者あいさつで加賀田組新潟支店の八雲淳一支店長が「工事期間中は様々な建設DX(デジタルトランスフォーメーション)を用いた後方支援体制の確立を行い、働き方改革についても取り組んだ。この賞を励みに技術の研さんに努め、若者が働きやすい魅力的な建設産業に貢献できるよう努力する」とあいさつ。
また、廣瀬の吉田氏が「鉄骨建て方では現場管理業務の省力化を目的としたシステム導入、安全面ではデジタルサイネージを作業員向けの情報発信のツールとして活用し、無事故無災害で竣工できた。今後はBIMを取り入れた現場運営に積極的に取り組みたい」と語った。