NEXCO西日本関西支社は、神戸高速道路事務所が管理する「さらなる耐震補強事業」の対象橋梁43橋の耐震補強設計に着手する。対象は、中国自動車道(中国池田インターチェンジ・IC〜神戸三田IC)、山陽自動車道(三木ジャンクション・JCT〜三木小野IC)、山陽三木連絡路(三木JCT〜神戸西IC)の橋梁となる。
今後、対象橋梁について順次、支承部や落橋防止システムなどの各部材を含む耐震性能照査を実施。耐震補強が必要な橋梁を選定し、対策方針を検討、耐震補強設計を実施する。
現在、神戸高速道路事務所管内(西地区)橋梁耐震補強設計業務(その1)の公募型プロポーザルの手続き中で、参加表明書を8月5日まで、技術提案書を9月2日〜10月10日に受け付ける。同月11〜30日にヒアリングを行い、11月8日に結果を通知。見積もり書を同月11〜21日に提出し、22日に見積もり合わせを行う。
同業務は、当初業務で7橋、後続業務で36橋の総合技術監理業務と橋梁耐震補強設計を行う。履行期間は420日間。後続業務は別途随意契約する。
当初業務の対象橋梁は次の通り(かっこ内は上部工形式、下部工形式、橋長)。
▽三木JCT・Aランプ橋(PC2径間連続ラーメン箱桁、箱式橋台1基、逆T式橋台1基、RC柱式橋脚1基、91b)▽戸田橋・上り線(鋼2径間連続非合成鈑桁、逆T式橋台2基、RC柱式橋脚1基、60b)▽戸田橋・下り線(同、64・5b)▽淡河川橋・上り線(PC3径間連続ラーメン箱桁、逆T式橋台2基、RC中空断面式橋脚2基、184・5b)▽淡河川橋・下り線(同、175・5b)▽押部谷橋・上り線(鋼5径間連続非合成鈑桁、逆T式橋台2基、RC柱式橋脚4基、193・5b)▽押部谷橋・下り線(同、193・5b)
提供:建通新聞社