業務用台車の製造を手掛ける金沢車輛(金沢市芳斉1丁目、小倉宏允代表取締役)が白山市旭工業団地北部地区内で計画する「金沢車輛本社および本社工場新築工事」は、長坂組に施工決定した。8月中旬にも着工となる運びだ。
建設規模はS造2階建て延べ約3200平方メートル。場所は同団地北部地区4街区で敷地面積は6013平方メートル。小倉代表取締役によると、現施設の老朽化を踏まえ、新工場などを建設し、製品の保管能力を高める。新拠点では保管能力を現在と比べて最大1・7倍に向上させるという。完成は来年4月末の予定。設計は本多都市建築設計事務所(小松市)が担当。
同市八田中町、宮永新町、八田町、一塚町地内にまたがる同団地北部地区は、北陸自動車道白山インターチェンジ(IC)や金沢外環状道路海側幹線、国道8号に近く、交通面で優れた立地環境にある。