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建設経済新聞社
2024/07/18

【京都】京都リサーチパークに新スタジオ棟 7階建、計画部分延4876uを構想 下京区

 大阪ガス都市開発梶i代表取締役社長友田泰弘氏、大阪市中央区平野町4丁目1−2大阪ガスビル北館8階)は、下京区の京都リサーチパーク(KRP)地区に「(仮称)京都リサーチパーク新スタジオ棟新築工事」を構想している。
 計画では、京都市下京区中堂寺粟田町90、91、92の敷地3万8426・88u。計画部分は延約4876・00u(建築面積約755・00u)、既存部分は延約13万2705・18u(建築面積約2万1273・48u)。規模は合計7階建(高さ約30・9m(最高高さ34・9m))、延約13万7581・18u(建築面積約2万2028・48u)。研究所(約2720u)、事務所(約206u)、機械室(約430u)、共用部(約1520u)を建設する。
 建物には▽1階=機械室▽2階=オフィス、共用部▽3〜7階=ラボ−などを配置。
 京都市策定の「京都駅西部エリア活性化将来構想」において、「京都リサーチパーク(KRP)を核とした周辺地域の業務機能の強化」が掲げられていることを受け、本計画を通じてKRPが京都駅西部エリアの業務機能の核として新たな役割を担う。
 五条通から見える本計画は、既存の8号館9号館10号館とともに五条通の景観形成において重要な役割を担うものと考え、外観デザインを検討する。
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 これまで明らかになった内容をまとめると、京都リサーチパーク梶i代表取締役社長門脇あつ子氏、京都市下京区中堂寺南町134ASTEM棟4階)と大阪ガス都市開発は8日、KRPが運営しているKRP地区に新棟の建設を発表した。
 計画によると、7階建、延2700u規模の新棟を建設する。既設のレンタルラボと併せると3万3700u。実験用排気装置が設置可能なウェットラボと実験用排気を必要としない用途向けドライラボを整備したレンタルラボ(一部機械室)を新規供給する計画。
 地区内の既設建物を解体し、令和7年10月に着工、9年7月の竣工を予定している。
 KRP地区は、平成元年の東地区竣工以来、順次西地区の開発も進め、現在では18棟の建物が立ち並び、新事業・研究開発などのイノベーションに向けた挑戦を行う場としてオフィスや実験研究施設が集積。KRP地区内の新築ラボ棟としては平成17年以来。