埼玉県電業協会は9日と10日の2日間、さいたま市内の埼玉建産連研修センターで新入社員フォローアップ研修を開いた。初日は、パナソニックとネグロス電工を招き、電気技術講習を行ったほか、2日目は入社からこれまでの3カ月を振り返り、仕事やマナー、コミュニケーションの基本を再確認した。
冒頭、同協会人材育成委員会の佐野雄一朗委員長は「本日は午前にパナソニック様、午後はネグロス電工様に講習を行っていただく。この2社の製品は、われわれ電気設備に携わる企業が触れる機会も多く、皆さんも現場で見たり触れたりしているかもしれない。製品は使いやすさや効率を追求してどんどん進化しているので、皆さんにも新しい技術を知ってほしい」と有意義な研修となるよう期待した。
初日となる9日は、午前にパナソニックが配線器具と照明器具について、午後はネグロス電工がタフロック講習を行った後、貫通部防火措置材の施工体験とネグロス製品の模型組み立て体験を行った。10日は、仕事の基本をしっかりと身に着けるため、電話対応や敬語の使い方など学び、さらにコミュニケーションの重要性を再確認し、受講者に修了証が手渡された。
提供:埼玉建設新聞