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　加賀市は１６日、新保町地内「片山津ＩＣ産業団地拡張整備（第１工区）に伴う測量業務」を開札し、２２７０万円で稲垣測量に落札した。
　全体計画によると、拡張エリアは新保町地内の同産業団地隣接地となり、対象面積は約３２ヘクタール。北陸自動車道片山津ＩＣの北東側に近接する農地であり、交通アクセスの良い立地環境となっている。２工区に分けて整備する方針で、第１工区として東側の約９ヘクタールに先行着手する。今年度、農振除外の手続きなどを進めている。今回の業務は第１工区の造成に向けた測量を行うもの。委託期間は１１月２２日まで。予定価格は２３９１万円。
　ニホンパッケージ（福井市）や福井鋲螺（あわら市）などの進出により、同産業団地が完売したことから、市は新たな産業団地を早期に整備し、企業のさらなる進出需要に対応していく構えだ。同拡張エリアについては現在、製造業を中心に複数の企業から進出に前向きな問い合わせがある。