建設新聞社
2024/07/12
【東北・福島】富岡町に福島第二原発新企業C建設
東京電力ホールディングスの完全子会社である東双不動産管理(福島県大熊町下野上大野556 今井義人代表取締役社長)は、富岡町に福島第二原子力発電所新企業センターの建設を計画し、近く施工者を決定する。
福島第二原発では、2027年度の使用済核燃料取り出しに向けて構内に使用済核燃料保管施設を設置する。今回の計画は、保管施設設置場所が協力企業棟エリアとなっていることから、構外で富岡町本岡本町20ほか地内の敷地1万7078・55平方bに新企業センターを整備し、協力企業と福島第二原発所員の拠点とするもの。
新たな施設は、S造4階建て、延べ9647・79平方b。協力企業12社約800人、福島第二原発所員約100人(23年6月時点)が入居し、東双不動産管理が施設管理を担う。
設計は東電設計が担当。9月末までに着工し、完成は26年12月初旬を予定している。
提供:建設新聞社