福井空港ビル再整備構想検討委員会の初会合が8日、坂井市春江町江留中の空港内、同ビルで開催され、老朽化の著しいビル建替えを含め、本格的な議論を開始した。
冒頭、平林チームリーダー(県土木部副部長)が挨拶=写真。意見交換は非公開。23年3月策定の福井空港の将来像に、築58年の現空港ビルの建替が指摘されている。
空港の滑走路延長は1200メートル×30メートル、エプロン8634平方メートルスポット11バース、空港ビル1521平方メートル。格納庫は、防災ヘリ、ドクターヘリ、県警ヘリ、福井空港、民間事業者。駐車場146台など。
同検討委は、9月中旬に2回目、10月に3回目、1月に4回目を予定。地元住民に説明と、ヒアリングも行う。
なお検討業務のコンサルは、日本工営が担当。
委員会メンバー
■委員長
川本義海 福井大学工学部教授
■委員
三寺潤 福井工業大学環境学部教授
加藤一誠 慶應義塾大学商学部教授
青山直弘 福井空港取締役
後藤秀和 日本災害救援飛行協会理事長
清水則明 福井商工会議所副会頭
半澤政人 坂井市商工会会長
山田義彦 福井県観光連盟会長
刀根亨 DMOさかい観光局
池田禎孝 坂井市長
佐々木康男 福井の空を語る会事務局長
西行茂 福井空港振興協議会会長
平林透 福井県福井空港機能強化等タスクフォースチームリーダー
■オブザーバー
楠山哲弘 国土交通省航空局空港ネットワーク部空港計画課長